賢者のタマゴ

5ちゃんねるまとめサイト「賢者のタマゴ」です。5ちゃんねるの雑学、不思議、宇宙、オカルト、生き物、歴史等に関する話題をまとめてます。

      科学的に「幽霊」の存在について考察する

      2023年06月07日 22:14| コメント(0)
      HIRO1018033_TP_V


      1: Ammi 2020/12/10(木) 03:00:16.33 ID:y056S+Xw0
      大学で量子重力やってるがなんか質問ある?
      量子重力はミクロな世界での時空の運動を調べる分野。

      3: Ami 2020/12/10(木) 03:38:10.79 ID:y056S+Xw0
      いまいちどこでスレ立てていいのかわからんので立てました。
      自分は大学で素粒子論
      物理を専攻してます

      4: Ammi 2020/12/10(木) 03:43:36.31 ID:y056S+Xw0
      適当にしゃべるので暇な人はどーぞきいてやってくだせえ

      5: Ammi  2020/12/10(木) 03:46:27.44 ID:y056S+Xw0
      仮に幽霊というのが存在するとしよう
       
       まず幽麗というのを経験的に定義する
      1、目に見えることもあるが目に見えないこともある
      2、人ぽい形をした何らかの実在

         
          
         




      6: Ammi 2020/12/10(木) 03:49:42.73 ID:y056S+Xw0
      幽霊に関して素粒子物理学的な視点で話をする
      まず1に関して

       まず幽霊というのが古今東西の話によると目に見えるということ。
      いったん見える人と見えない人がいるというのは置いておく。

      目に見えるということは何らかの機構をもって光と幽霊が相互作用するということである

      7: Ammi 2020/12/10(木) 04:00:44.76 ID:y056S+Xw0
      まず、光の理論である電磁気学についてはなしをする。

      電磁気学とは文字通り、電気と磁気に関する話

       電磁気学には4つに基本法則があってそれらはマクスウェル方程式と呼ばれる。
      ①一つ目はガウスの法則。これはある電荷をもった粒子(例えば電子)があるとそこに電場できることを言っている。
       要するに電子に電気的な力が働きますよという話

      ②二つ目は磁場に関するガウス積分。これは電子みたいな磁荷を持った粒子が存在しませんという話。簡単に言うと、どんな物体も棒磁石みたいにN極S極みたいな二つの極を持っていて、N極だけとりだすというんはできひんちゅうこと

      ③三つはアンペールの法則。これは電流が流れると、磁場が発生するという法則

      ➃最後は、ファラデーの法則。これは所謂、電磁誘導というやつで、磁場が変動すると、電場が生まれるというやつ

      8: Ammi 2020/12/10(木) 04:04:49.37 ID:y056S+Xw0
      この4つの法則からわかることは、電場と磁場というのはある意味で相補的になっていて、
      そのダイナミクスを考えるとどっちかだけ考えればいいというもんではないということ。

      (例)電場ができる⇒磁場ができる⇒その磁場によって電場が誘発される etc

      9: Ammi 2020/12/10(木) 04:09:39.29 ID:y056S+Xw0
      そしてこの電磁波の真空での速度を求めると光の速度と同じになることが示されている。
      特殊相対性理論によると、光速度で進むスピン1(横波)の波は光以外ないので、電磁波=光が言える。

      10: Ammi 2020/12/10(木) 04:14:13.71 ID:y056S+Xw0
      さらに上の法則から電荷をもった粒子と光がお互いに相互作用することが分かる。

      さて幽霊の話に戻ると、もし何らかの機構で幽霊が見えるとするなら、それは幽霊が可視光線と
      ある相互作用をしないといけないので、幽霊は荷電粒子で構成されることになるんやな

      11: Ammi 2020/12/10(木) 04:21:35.07 ID:y056S+Xw0
      いま見つかってる素粒子のうち電荷をもってるのは、物質を構成するフェルミオンという素粒子の中やと陽子や中性子を構成するクオーク、電子の仲間であるレプトン、
      また力を媒介する粒子であるボゾンの中やと、弱い相互作用を媒介するウィークボゾン、強い相互作用を媒介するグルーオン、又ほかには全ての素粒子に質量を持たせるヒッグス粒子がある。

      さらに、まだ実験では見つかってないような超弦理論が予測する、超対称性粒子や、めちゃくちゃ重いこうスピンの粒子、
      あとはブラックホールそれ自体も電荷持つことが示されている。

      12: Ammi 2020/12/10(木) 04:30:56.82 ID:y056S+Xw0
      幽霊の構成要素がなんであるかというのを現存の理論で予測できる粒子から考えてみると、幽霊の定義の2から、ある程度形を持たなあかんから、
      まず一番最初に考えるのは物質を構成するフェルミオンであろうと。一番簡単なんは電子、とその反粒子である陽電子。
      こいつらだけから何か空間に局在したのを考えると、候補としては、高温で見られる電子ガス(プラズマ)、次に電子と陽電子から普通の水素原子みたいに、
      正の電荷と負の電荷が電気的相互作用でペアを組んだポジトロニウムが思いつく。

      13: Ammi 2020/12/10(木) 04:37:41.19 ID:y056S+Xw0
      まず高温でのプラズマだが、こいつは宇宙初期とかそのレベルでの高温じゃないと別の相に一瞬で相転移する。そうすると
      よく聞く怪談が常温常圧で確認されていることを思い出すと、アウト。

      次にポジトロニウムの集合体だがこれはポジトロニウムが確か10^-6秒程度で崩壊することを思うと
      幽霊がお経を唱える間もなく成仏するのでアウト。

      ほかにもただの電子ガスとかは電気的に反発して空間のあるところに局在化できないのでアウト

      14: Ammi 2020/12/10(木) 04:50:04.22 ID:y056S+Xw0
      次に電子の仲間であるレプトンやけど、こいつらはまあ電子と同じ理由でアウト。
      よって次の望みはクオーク。こいつらは6種類あって(u,d,s,t,c,b)、低エネルギーではそれぞれがお互い、
      強い相互作用で結び付きあっててそれ単体では出てこない(クオークの閉じ込め)。
      だから、実際にはいくつかのクオークの合体したのが出てくるわけやけど、主にパイオンて呼ばれる、
      クオークと反クオークの合体したやつとバリオンていう三つのクオーくが合体したやつがある(陽子、中性子など)(4つ以上もクオークが合体したやつもある)

      17: Ammi 2020/12/10(木) 05:00:16.40 ID:y056S+Xw0
      さて、幽霊がパイオンとかバリオンでできとるとすると、他の電子とかと普通の原子をつくり始める。
      するとそれはもはや普通の物質になる。特に普通の物質といっても、原子核反応の理論から、重い元素は
      恒星の中心のような非常にエネルギーの高いところで核融合反応を通してしか構成されないので、地球から外に出たことのない幽霊は
      軽い元素(H,He)などの気体である。このようなガスは地球の大気より軽いので、恨めしやなどと言っているうちに、天に上るだろう。
      すなわち、もし幽霊がパイオン、バリオンで構成されるなら、お経など読まずとも成仏する。

      19: Ammi 2020/12/10(木) 05:05:33.62 ID:y056S+Xw0
      次に力を伝える粒子であるボゾンで構成されているとする。
      まず、弱い力を伝えるウィークボゾンについて。弱い力はあまり普段意識しないので、最初に弱い力について話す。

      20: Ammi 2020/12/10(木) 05:11:36.52 ID:y056S+Xw0
      弱い力は中性子が崩壊するときに電子の仲間であるレプトンと非常に軽い中性の粒子ニュートリノ
      の間にかかる力で、この力を媒介するのがウィークボゾンである。ウィークボゾンは三種類あって
      電荷をもつW+,W-,中性のZ粒子がある。こいつらは、電磁気力を伝える光とは違って、めちゃくちゃ重い粒子で見つけるのに結構時間がかかった。

      21: Ammi 2020/12/10(木) 05:27:47.23 ID:y056S+Xw0
      さてさてこういう重い ウィークボゾンと光との相互作用をする確率を求め見る。
      場の量子論による計算だと

       (反応確率)=密度×(1/(可視光のエネルギー)^2)^2 × (1/(ウィークボゾンの質量)^2)
      ぐらいなので多分(真面目に計算はしてないが)すごい低い確率であり、まあほぼ観測されない。

      また別の方法として宇宙線みたいなのをぶつけてニュートリノを出すというのをあるが、ニュートリノを観測できる生身の人間などいないのでこれも没

      22: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 05:36:57.92 ID:Ng/dVTHK0
      たまに、夜寝る時に部屋の電気消した暗い状態で、
      部屋の中で流れ星のような光りが一瞬見える時があるんだけど何かの電磁波が見えているのかな?
      だいたいその日のうちに複数回見る
      単なる目の錯覚か

      24: Ammi 2020/12/10(木) 05:45:07.99 ID:y056S+Xw0
      >>22

      まず目に見えているということから可視光で、たぶん部屋に漏れ入った外の光がどこかに反射して見えてるのかも。

      また後で話すように結局僕らが映像としてみるのは脳内で目に入った刺激を再構築した、ものだから目の錯覚というのもあると思う。

      3つ目は目に入った光がしばらく脳内に残ることがあるよね(寝る前に携帯みたりすると)

      25: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 05:52:29.40 ID:Ng/dVTHK0
      >>24
      そっか、どうもm(_ _)m

      32: Ammi 2020/12/10(木) 06:20:45.24 ID:y056S+Xw0
      >>25

       なんかロマンにかける返事でごめんね

      23: Ammi 2020/12/10(木) 05:39:54.86 ID:y056S+Xw0
      次にグルーオンであるが、こいつはクオーク間およびグルーオンそれ自身の間にも働く強い力を媒介する粒子で、
      強い力は二つの粒子が近くにいると弱く、遠くにいると強くなる引力である(漸近的自由性)。まあゴムみたいなのをイメージするといい。
      さて幽霊がグルーオンで構成していると近くのクオークと相互作用して、すぐに見えなくなるだろう(僕らにはバリオンとかパイオンでしか見えない)。一応グルーオンだけが集まった、
      集合体みたいなのも考えられるが、それと光の相互作用がどうなるか考えてみると、まず光のビームをそのグルーオンボールに飛ばして、
      ボールからグルーオンを散乱させる。するとその散乱されたグルーオンはすぐに大気中のクオークと結合してしまい、観測機(人間の目)には引っかからないだろう。
      よってアウト。
      一応、初期宇宙のような高温状態では、クオークとグルーオンが緩く結合してできるクオークグルーオンプラズマのようなものがあるが、よく耳にする怪談は常温常圧なので、あまり考えても意味がない

      26: Ammi 2020/12/10(木) 05:55:16.90 ID:y056S+Xw0
      次はヒッグス粒子。
      こいつは2012年にCERNの加速器で見つかった粒子。こいつは全ての素粒子(自分も含む)
      に古典的に質量を持たせる役目がある。予言されたの20世紀後半なのになかなか観測に引っかからなかった言うのも、
      こいつ単体では検出されず、2012年の時もヒッグス粒子とほか粒子の相互作用でできる二次的な粒子を観測することで得られた、
      もし幽霊がヒッグス粒子だとすると二次的な粒子(上で没になったやつら)しか出てこないので観測されずそいつらは幽霊ぽさがないので没。

      28: Ammi 2020/12/10(木) 05:59:26.78 ID:y056S+Xw0
      次に超弦理論で予想される重い粒子。こいつらはまず一般的な強度の電磁波ぶつけたところで、
      粒子のエネルギースケールが違いすぎて、ウントもスントも言わない。たとえるなら、エアーズロックに石ころ
      ぶつけるような感じ。よって可視光など反射しないので没。

      29: Ammi 2020/12/10(木) 06:07:47.47 ID:y056S+Xw0
      最後にブラックホールについて話す。
      ブラックホールはアインシュタインの一般相対性理論によって予言された重力天体。
      一般相対性理論によると重力=時空のゆがみで質量をもたない光でさえもその軌跡を曲げられてしまう。
       普通の天体は天体をつくる物質(ガスとか)の外向きの圧力とその物室がお互いに引き合う重力(天体の内向き)が釣り合って安定してるんだけど、
      ある程度、天体が重くなったり、高密度になると、重力が圧力より強くなって天体を押しつぶしてしまう(重力崩壊)。
      こうやってできるのがブラックホール。

      30: Ammi 2020/12/10(木) 06:14:19.01 ID:y056S+Xw0
      ブラックホールの最も大きな特徴は事象の地平面と呼ばれる、一度入ると抜け出せなくある臨界面が存在すこと。
      そこでは時空が強く湾曲して、光さえも抜け出せない(ゆえにブラック)。
      そしてブラックホールは内側から一切の情報を外に出すことができず、外にいる人らは、
      ブラックホール内がどうなってるかはわからない。唯一分かるのはその周辺の時空に情報から、ブラックホールの
      質量、角運動量(ドンぐらい回っているか)、電荷など(無毛定理)。

      一つ面白いのは、ブラックホールが中性の粒子しか持ってなくとも電場などがある状態ではブラックホールの電荷が0でないことである。
      (真面目に方程式を解くとわかる)。

      31: Ammi 2020/12/10(木) 06:19:54.11 ID:y056S+Xw0
      しかし、量子力学を考えると、ブラックホールから粒子が飛び出してるように見える(ホーキング輻射)。
      実際はブラックホールの内側から粒子が飛び出してるわけではないが。これの理屈は以下の通り。

       量子力学を考えると、ある粒子の状態から別の粒子の状態に行くのに色々な中間状態をとることができる。
      とくに何もないところから、粒子と反粒子が飛び出るという過程もOKである。
      この過程をちょうど事象に水平面じょうで考えると何もないとこから粒子が二つ出てきて、
      一方は水平面の内側、他方は外側に飛んでいく。この外側に飛んできたやつは実際に観測できるので我々は粒子を観測して気になる。

      33: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 06:23:09.69 ID:J20qMBk30
      読んでるよ、そろそろ結論かな?

      38: Ammi 2020/12/10(木) 06:36:24.87 ID:y056S+Xw0
      >>33
      さんきゅう

      34: Ammi 2020/12/10(木) 06:25:50.98 ID:y056S+Xw0
      このホーキング放射の過程ではいうの忘れてたがブラックホール内側ではエネルギーは負になりえて、
      外側では絶対にエネルギーは正でないとだめで、かつエネルギーは保存されるので、ブラックホールに負のエネルギーが投げこまれ、
      ブラックホールのエネルギーは減っていく。ブラックホールの大きさはエネルギーが減ると小さくなるという関係があるので、
      やがて放射を繰り返しブラックホールが消えてしまう(ブラックホールの蒸発)

      35: Ammi 2020/12/10(木) 06:28:59.89 ID:y056S+Xw0
      そして、蒸発時間は太陽にような大きさのブラックホールだと宇宙の年齢よりずっと長いが、めちゃくちゃ小さいブラックホールを考えれば、すごく短くできる。

      36: Ammi 2020/12/10(木) 06:32:56.15 ID:y056S+Xw0
      さて、幽霊の話に戻ると、
      幽霊がすごく小さいブラックホールの集合体だとすると、ホーキング放射によって、
      可視光を外に放出できるので、一応人間にも観測はできる気がするが、幽霊のサイズを素粒子レベルにしないと、おそらくブラックホールの蒸発の速度より、ブラックホール同士が重力で引き合って大きなブラックホールになりどんどん成長しやがて太陽系を飲み込むだろう、よって没

      37: Ammi 2020/12/10(木) 06:36:02.41 ID:y056S+Xw0
      以上の長い議論より、どんな素粒子を考えても幽霊が目に見えることとどこかでつじつまが合わなくなる。

       よって少なくとも現存の物理理論によると幽霊は目に見えない。

      が証明できた。Q.E.D

      39: Ammi 2020/12/10(木) 06:38:55.94 ID:y056S+Xw0
      実際のところ、抜け道がいくつかあって、例えばメンブレーンパラダイムと呼ばれる、我々の宇宙を、
      より高次元の時空に埋め込むというのをして、その高次元側とある程度の確率で相互作用とかはできる気がするが、
      とても数学的に美しくない理論が完成する。

      45: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 06:50:33.94 ID:J20qMBk30
      >>39
      その抜け穴はM理論を是認するのが前提やね?

      47: Ammi 2020/12/10(木) 06:56:41.53 ID:y056S+Xw0
      >>45
      M理論は結局のところ超弦理論の上位互換みたいなもので、
      その理論のマクロスケールでの振る舞いはよく知られた
      標準模型(電磁気+強い力+弱い力の理論)+超重力理論(一般相対性理論)
      になることが知られてます。
      だから一応上の議論で超弦理論特有の粒子は没にできます。

      50: Ammi 2020/12/10(木) 06:59:41.08 ID:y056S+Xw0
      >>47
      ただ超弦理論は実は量子力学考えると10次元でしかうまく定義できなくて
      (ほかの次元だとすべての量が無限になる)、われわれの4次元の理論に合すために6次元分をぐるっと丸めないとダメなんですね。

      51: Ammi 2020/12/10(木) 07:00:50.81 ID:y056S+Xw0
      その6次元部分がある程度大きいかも見たいな話しがあってそこは抜け道になるかもしれません

      53: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 07:01:10.85 ID:J20qMBk30
      >>47
      ありがとう
      ところで超弦理論では時間次元は1次元になっとるが、
      2つ目以降の余剰次元の研究って進捗状況はどうなん?

      58: Ammi 2020/12/10(木) 07:09:36.19 ID:y056S+Xw0
      >>53
      基本的に余剰時空を考えても時間軸は一本で、
      空間を増やすという感じですね。

       超弦理論でぐるっと丸めとるのをコンパクト化というのですが、
      僕もまだよく知らないのですが、6次元のカラビヤウ多様体でコンパクト化すると、低エネルギーでの標準模型をうまく再現できるらしいです。
      ただコンパクト化はいまだにどいう文脈化は知らないですがいろんな論文が出てます、

      実験的にそのコンパクト化の半径を出そう見たいな話しもあって、もしそれがうまくいくと
      ストリングの長さスケールが求まっていろいろうれしいですね。

      60: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 07:17:49.73 ID:J20qMBk30
      >>58
      ありがとう
      なるほど時空の余剰次元はカラビ・ヤウ多様体の研究が盛んというわけやね

      42: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 06:45:20.22 ID:J20qMBk30
      ひょっとして某旧帝大院生?

      44: Ammi 2020/12/10(木) 06:49:15.75 ID:y056S+Xw0
      >>42
      まだ学部生です!!ちょっと目がさえちゃったので書きなぐってました

      49: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 06:57:13.14 ID:J20qMBk30
      >>44
      寮生時代、天体核の院生の先輩に仲良くして貰うたから学部は違うが好感持てるわ

      54: Ammi 2020/12/10(木) 07:02:38.54 ID:y056S+Xw0
      >>49
      天体核のひとは何回か学会でしゃべったんですがいい人おおいですね

      43: Ammi 2020/12/10(木) 06:48:01.96 ID:y056S+Xw0
      よく既存の科学理論では説明できないという文があるけども、少なくとも素粒子レベルに立てば
      原理的には説明できるように思う。ここで”原理的に”というのがやっかいで、実際問題、スパコン回そうが
      計算が複雑すぎてできないことが多い。
      (例)サッカーボールの軌道を求めるのにそれを構築するクオークの方程式を解いて求めようとするのはまあ無理

      46: Ammi 2020/12/10(木) 06:52:48.57 ID:y056S+Xw0
      >>43
      そういう巨視的な物理を記述するには、
      ミクロの理論を粗視化して有効的な理論を構築するが、
      それはまだわかってないことが多いことが多い。

      (例)生物の細胞内の化学変化、台風の運動など

      63: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 14:59:14.17 ID:boDoRdPv0
      人によって見える見えないを抜きにしても物理では幽霊は存在できないって事だね。おれも見たことないや

      64: Ammi 2020/12/10(木) 18:59:48.87 ID:y056S+Xw0
      >>63
      仮に見えるとすると、幽霊は物理的な実在ではないということが言える。
      だからなんらかの脳内での画像変換ということになると思う。

      66: Ammi 2020/12/10(木) 19:03:01.96 ID:y056S+Xw0
      >>64
      まあ脳内のそういうエラー?も所詮はニューラルネットワーク間の相互作用やから、物理的に解き明かすことは可能だとは思うが、
      それは結構難しい

      67: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 20:18:02.17 ID:YnreoBKW0
      この世界は仮想現実だと言われているが、それについてご意見聞かせて頂こうか

      68: Ammi 2020/12/10(木) 20:30:22.02 ID:y056S+Xw0
      >>67

      いわゆるホログラフィック原理というやつかな。
      ちょうどそれは自分の専門なので詳しく話する。

      69: Ammi 2020/12/10(木) 20:33:57.15 ID:y056S+Xw0
      結論から言うと、ホログラフィック原理が言うのはこの世は別に仮想現実でもなんでもない。

      ホログラフィック原理とはどう言うものかと言うと、
       (d+1)次元の重力理論(僕らの宇宙)がその(d+1)次元の時空の境界で定義されたd次元の重力のない理論と等価ですよという主張。
      これはまだ正確な証明はなされてない

      70: Ammi 2020/12/10(木) 20:39:21.04 ID:y056S+Xw0
      ホログラフィック原理みたいなのが、なぜ提唱され始めたかというと、
      ブラックホールのエントロピーがブラックホールの面積に比例していてて、
      普通エントロピーというものは考えてる対象(例えば気体)の体積に比例してるんやけど、
      ホーキングらの準古典の重力理論ではブラックホールは普通の熱力学に従うことが知られていて、
      かつ、エントロピーが体積でなく一次元低い面積に比例

      71: Ammi 2020/12/10(木) 20:42:50.09 ID:y056S+Xw0
      これは不思議やなという気がするんやけど、発想を変えて、エントロピーとかエネルギーとかの熱力学量はその時空の境界(一次元低い)で定義された重力のない熱力学やと思いましょうというのがホログラフィック原理

      73: Ammi 2020/12/10(木) 20:49:53.75 ID:y056S+Xw0
      特に、ホログラフィック原理の一例としてよく出てくるのが、Ads/CFT対応。
      これはAds空間と呼ばれる負の曲率を持った宇宙(双極面みたいなもの)の運動と、その境界上で定義されたcft(共形場理論)
      というのが同等というもの。共形場理論というのは時空を伸ばしたり回したりしても何も変化の起きない理論のことで、
      相転移するときの相転移面での理論に対応する

      74: Ammi 2020/12/10(木) 20:52:22.41 ID:y056S+Xw0
      Ads cftt対応の威力は凄まじくて、今まで計算できなかったような強い力の理論(量子色力学)の計算とか高温超伝導とかについて具体的な計算ができるようになった

      75: Ammi 2020/12/10(木) 20:53:51.24 ID:y056S+Xw0
      長々と喋ったが、ホログラフィック原理は別にこの世界が仮想現実であるとかそういうことは一切言ってない。

      76: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 21:43:29.02 ID:boDoRdPv0
      3次元の人が2次元の絵をいじれるってだけで、もっと高次元だからってその下の次元を規定できるってわけではないって事?

      77: Ammi 2020/12/10(木) 21:47:48.00 ID:y056S+Xw0
      >>76
      いまいち質問の意図を取れてないが、
      高次元の物理を決めれば、一般には低次元の物理がどうなるかは決められる。

      ホログラフィック原理のすごいところは、高次元の宇宙がどううなってるかみたいな状態の情報が全て一次元低い境界の情報だけでかけると言ってる

      79: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 22:06:30.10 ID:boDoRdPv0
      >>77
      仮想現実のって質問したのは俺ではないけど、この世界はもっと上の次元(次元って言い方が良いのかはわからないが)の世界が作った世界で、我々はそこの人達が映画のマトリックスとかみたいにアクセスしているか、もしくはシミュレートしてるってイメージなんだよね。

      で、それを可能な事としてとらえるのがホログラフィック宇宙論って思ってたんだけど、そうではなく上の次元の事が一つ下の次元からわかるってだけで、イメージしてたのは飛躍した考えだったのかと

      82: Ammi 2020/12/10(木) 22:18:55.63 ID:y056S+Xw0
      >>79
      なるほど。マトリックス的な話で言うと、
      例えば僕らの世界が誰かのコンピュータの中でのシミュレーションモデルみたいになってるかどうかですが、
      ただ量子もつれ(entanglement purification)みたいなのを考えたり、中の人の持ってる物理パラメータの情報から外の世界(そのようなパラメータをいじれる人たちの存在は議論できますかもしれないです。

      ホログラフィック原理はそういうのとは全く別の話ですね

      85: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 22:28:38.73 ID:boDoRdPv0
      >>82
      ありがとう。ちなみに上の次元が計算できるって話だけど、その上の次元ってのは生物は存在できそうなの?それこそ上にあったカラビヤウ多様体みたいなのだととてもなにか居そうな気がしないんだけど‥

      88: Ammi 2020/12/10(木) 22:40:46.07 ID:y056S+Xw0
      >>85
      もともと僕らの持ってる超弦理論は10次元でしか定義出来なくて、
      それをコンパクト化の条件のもとで計算するという感じです。

      このカラビヤウ多様体自体の大きさは未だにバシッとがもとまってなくて、
      10 ^-6mから10^-33mまで色々議論されてます。
      10^-6m くらいだともしかすると加速器実験で見つかるかもしれません。
      光合成みたいなので暮らす細菌みたいなのはありかもしれないですが、とてもいるとは思えないですね

      78: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 22:02:53.01 ID:VQNa8yx00
      霊はカメラ等でとらえることができますよ。
      ただし、偶発的にですがね。
      この現象は再現性が乏しいので扱いが困難です。

      また、物理的な現象でもあるポルターガイスト現象は確認されています。
      一応、この現象も「幽霊現象」に含めてよいでしょう。

      私は霊を見ることがたまにありますが、それは一般的に幻覚と
      みなされてしまうものだと思っています。ただし病的ではない。

      80: Ammi 2020/12/10(木) 22:11:29.83 ID:y056S+Xw0
      >>78
       カメラも結局霊側から飛んできた光の刺激を焼き付けるものなので、
      上の議論で潰せると思います。x線とかでもまあ同じですね。

      ただ心霊写真とかで、適当に顔っぽいの配置になってると人間やと錯覚するみたいなの
      (シュミクラ効果)というのがありますが現実はもう少し複雑な機構でもいいと思います

      81: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 22:14:46.97 ID:E+NMetOB0
      とりあえず上読んだ
      弦理論とかの高エネルギー物理で予言される粒子=基本的に重すぎて存在できない
      そして、既知の粒子も上記の説明から幽霊になりえない
      ってのは同意
      余剰次元ではないんだが、例えば、”もう1つの別の物理法則の世界”みたいなのが、
      ほぼ独立に重なって存在していて、絶妙に相互作用したものが幽霊みたいなのは考えられないかな?
      余剰次元から重力が少し漏れているようなイメージで、
      余剰次元みたいに丸まってない感じのある種別次元に存在するもう一つの物理法則が成り立つ独立した世界

      84: Ammi 2020/12/10(木) 22:25:54.30 ID:y056S+Xw0
      >>81
      高エネルギーの粒子が重くて存在できないというかはむしろ、
      重くて見えないという話ですね。一般に高エネルギーの粒子の影響は低エネルギー側では、
      低エネルギーの粒子の質量や相互作用の強さに繰り込まれます(ワインバーグのdecoupling 定理)

      二つの世界が独立に?運動するみたいなのは結構よくある話で、例えば平坦な宇宙の中の一部分であるリンドラー時空
      というのがあるんですが、二つのリンドラー時空は因果的に独立ですが、量子的にもつれるというのがあります。

      86: Ammi 2020/12/10(木) 22:31:21.56 ID:y056S+Xw0
      リンドラー時空については例えば
      http://www.riise.hiroshima-u.ac.jp/TQFT/presentation2016/kyamamoto.pdf
      をご覧ください。数式の意味は気になるなら説明します

      91: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 22:51:31.57 ID:E+NMetOB0
      >>84
      言い方が悪かった、重い粒子は組み込まれちゃっててそれ自身として常温常圧で見えないってことが言いたかっただけです。

      リンドラー時空と量子もつれはなんとなくわかった
      言いたいことは、因果的に独立な系とかじゃなくて、むしろ因果関係以前に、
      今確認できている素粒子と全く相互作用しない素粒子を仮定することはできるじゃないですか、
      当然全く相互作用しないから観測できないし証明もできないですが、
      だだ、もし仮にそういう素粒子が複数種類合って既存の物理のような体系で動いていたとする。
      で、実は全く相互作用しないと思ってたけど、実は少し相互作用しますよ、みたいな。

      95: Ammi 2020/12/10(木) 22:58:52.72 ID:y056S+Xw0
      >>91
      ああすいません、やっぱり日本語だけだとうまく伝わらなかったりしますね

      たしかに、全く相互作用がない粒子系というのはかんがることができます。
      しかし、そういう粒子系が例えば場の量子論での量子効果を考えたりしても、
      どんなエネルギースケールでも相互作用の強さが変わらないことは言えます。

      しかし、上の議論(40くらいまで)ではあくまで光学(ニュートリノなどもおk)的な観測について
      しか言っておらず、重力相互作用を通じて観測することは可能です。
      それがいわゆるダークマターとかいうやつですね。

      99: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 23:10:27.40 ID:E+NMetOB0
      重力相互作用を通じて観測できるといっている意味は、
      相互作用のない粒子系が仮にあっても重力相互はある、って意味ですかね?
      重力も含めた完全に相互作用のない系、そうなると空間の定義そのものが今の宇宙と違うから、ある種別次元になるのかな
      言っててわけわかんなくなってきた
      まだ重力のみ相互作用(すると考えられている)ダークマターが幽霊だといったほうがわかりやすいなぁ
      光と相互作用しないのにダークって言い方面白いですよね

      104: Ammi 2020/12/10(木) 23:22:48.58 ID:y056S+Xw0
      >>99
      おんなじとこにかいたのでわかりにくくなりましたね
      ①ダークマター
       ダークマターは普通の素粒子と重力相互作用を持ってのみ相互作用する物資
       ダークマターの存在自体は確かであるというのが実験的に示されています
       (ある銀河系の回転運動が普通の星間の重力相互作用のみからは説明できず、
         ダークマターの存在を仮定するとうまく説明できる)
       むしろ光と相互作用しないからダークではないでしょうか

      ②二つの全く相互作用しない素粒子系A,Bを持ってきたときに
       物理を全て決める量である分配関数Zは
      Z=Z_A×Z_Bと掛け算にかけます。これはちょうど高校で習うような確率論での独立な確分布が
      それぞれの確率の積で書けることに対応します。
      この時、A側の粒子とB側の粒子の相関を求めるとどんなエネルギースケールでも0になります
      (共分散が0)

      ③メンブレーンパラダイムなどでは従来の物質は4次元に住んでいて、
       重力は5次元であるというような理論もあります。
      そのような場合我々の4次元とは別のあまりの1次元に別の素粒子理論を加えることはできます

      103: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 23:18:42.84 ID:E+NMetOB0
      まず、仮に幽霊がマジで見えているならば、
      ここのスレ主みたいに考えることは明らか
      なぜなら、自然科学はどんな観測者にとっても普遍的で絶対的な原理で動いているから
      だから、幽霊もなんらかの原理で動いているはずで、その原理が仮に現代物理と異なっていたとしても、
      幽霊に関する一般的な原理を再現性のある何らかの事象を持って発見・証明できているはず
      現状、一般的に受け入れら得ているそういった事実はない

      105: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 23:24:53.48 ID:VQNa8yx00
      >>103
      科学は絶対的ではありませんよ。絶対的なのであれば、
      既知の法則に反するような新たな科学的知見は発見できません。

      108: Ammi 2020/12/10(木) 23:31:33.06 ID:y056S+Xw0
      >>105
       
       既知の法則から予言できない結果があると
      まず我々の持ってる科学法則の一部を放棄しないといけないそうです。そのようにして科学進展してきました。
      ですがその既知の科学法則で予言できている現象もあるので(そのようにして既知の科学法則は誕生)
      ある意味でそれを含むより一般的な理論を構築しないといけません

      110: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 23:34:03.01 ID:E+NMetOB0
      >>105
      科学は絶対的ではないし、既存の科学は完璧ではないですね。それは同意です。
      ただ、何事にもルールは存在しますよね?って話です。
      ルールに縛られない存在を仮定してしまうと、ハチャメチャなっちゃうじゃないですか。
      既知の法則に反するものが存在してもいいんですよ、より大きなルールの上に成り立っていれば。
      ただ、幽霊というものに対して現在世間一般に知られいている情報では、そういうルールが明確になっていないのがそもそもの問題。
      もし誰の目から見ても明らかな普遍的な法則を知っているのであれば教えてほしいくらいですね。

      112: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 23:39:27.46 ID:VQNa8yx00
      >>110
      幽霊現象についてのみ殊更に非科学的であるとみなす態度は
      ダブルスタンダードだと思います。
      ちなみに幽霊現象が非科学的だというのであれば、科学でそれを
      否定してみせることも矛盾します。

      霊現象に関して普遍性の有無を調査することもせず、
      頭ごなしに科学のルールに反すると決めつける態度はデタラメです。

      117: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 23:54:18.99 ID:E+NMetOB0
      >>112
      何か勘違いさせてしまっていたらすみません。
      幽霊現象を非科学的と決めつけたわけなじゃいです。
      むしろ、幽霊現象という未知の現象が既存の科学と違うものであれば研究したいとさえ思っています。
      このスレはそういう意図があるんじゃないですかね。

      114: Ammi 2020/12/10(木) 23:47:18.87 ID:y056S+Xw0
      このスレでの姿勢は別に幽霊が非科学的なもでないからそもそも論外というのではなく、むしろ幽霊現象というのを物理現象から考察、あるいは再現するにはどのような可能性があるか、
      またそれらを説明するために新たな理論を提唱するというのは全然ありです。しかし
      その新たな理論は今持ってる理論(素粒子の標準模型など)で説明できることは説明できないとだめです。
      そのためにはある程度エビデンスのとれかつ再現性のある(これがなかなか難しいような気がしますが)事実が必要であります。

      115: Ammi 2020/12/10(木) 23:49:21.60 ID:y056S+Xw0
      まああんまり科学哲学みたいな話をしててもつまらないのですが

      116: 本当にあった怖い名無し 2020/12/10(木) 23:54:08.79 ID:VQNa8yx00
      霊に関して調べてゆくと、それそれで興味深いのですが、
      仙術のような超能力(霊能力を含む)開発が実際に行われていた
      という事実を目の当たりにすると、現在普及しているハイテクなるものが
      いかに陳腐なものであるか愕然とさせられます。

      たとえば軍事レーダーは不要ですし、航空機も不要。
      刃物で斬りかかられても怪我一つしない。
      そんな現実が実現していてもおかしくないような超人を養成する学校が帝国神霊学院です。

      142: 本当にあった怖い名無し 2020/12/12(土) 00:06:18.44 ID:yqWRpODQ0
      幽霊とはちょっと違うけど、いわゆる宗教的な神様とか、創造新的な神様とか、八百万の神とか、全知全能の神とか、
      まぁ神様の概念もめっちゃあいまいだけど、
      宇宙を作った神様的な人はいるとおもう?

      158: Ammi 2020/12/12(土) 19:46:43.98 ID:zXR30tMJ0
      >>142
      物理法則というのは全て時間に関する微分方程式で書かれており、
      これはある時刻で物理的状態を与えてやると、その後の物理的状態は勝手に決まります。
      (例)ボールの運動はある時刻t=0での速度と位置を与えれば全時刻のボールの状態が運動方程式によって決まります。

      さらに物理法則はいくつかの公理的な仮説と物理定数の大きさで決まります。
      だからもし神がいるとすればそれは公理とパラメータと宇宙の初期値を決めるだけの存在です。
      例えて言うならプログラミングしてエンターキーを押すまでが神の仕事ですね。それ以降はやることがないのでNetflix でもみてるのでしょう

      160: 本当にあった怖い名無し 2020/12/12(土) 20:03:40.95 ID:yqWRpODQ0
      >>158
      Netflixじゃなくてアマプラかもしれないですが、概ね同意ですね。
      原理に沿った基本的な方程式を作って、それに初期値(物理定数)を突っ込んであとはエンターキー押してお好きなように。
      仮にいるとしたら、やはりそういう設計者みたいな神しか想像できないのか・・
      どうにかそういう神の存在のしっぽを掴めないだろうかね

      162: Ammi 2020/12/12(土) 20:29:50.30 ID:zXR30tMJ0
      >>158
      もちろん個人の意見であり、宗教上の神については何の言及もしておりません。

      143: 本当にあった怖い名無し 2020/12/12(土) 01:00:45.90 ID:rTHEMYVr0
      再現性のある幽霊現象が無い以上は現状どうしようもないって話じゃないの?w
      関が原で霊が消費期限が切れて出なくなったとか言われてももともと観測出来んしなー

      154: 本当にあった怖い名無し 2020/12/12(土) 17:26:42.37 ID:3K/T0LWS0
      >>1
      物質から発生する重力で
      時空が歪み運動として観測できますが

      そもそも重力を発生させる物質そのものは
      どんな力で集まったんですか?

      156: Ammi 2020/12/12(土) 18:46:32.37 ID:zXR30tMJ0
      >>154
      すいません、質問の意図を取れてないかもしれませんが、
      一般相対論によると時空の歪みイコール重力であり、
      物質があると時空が歪むというのもたしかです。アインシュタイン方程式というやつですね。
      実はこれは逆のことも言っていて、重力のエネルギーを物質(重力以外)にconvertできます。
      すなわち時空そのもののエネルギーが有れば、理論に書いてある物質は励起できます。

      ビッグバン理論などを考えると、無から有を作らないといけませんが、ひとつ面白い仮説として
      場の量子論においてインスタントンと呼ばれるものを用いて、無から有を作る方法があります。

      ループ量子重力理論への招待 2015年 03 月号 [雑誌]: 数理科学 別冊 (日本語) 雑誌 –

      などをご参考ください

      157: 本当にあった怖い名無し 2020/12/12(土) 19:42:49.44 ID:yqWRpODQ0
      >>154
      重力ってのは良く間違われやすい典型的なものなんですよね。

      >>156で言っている通り、
      重力=時空の歪み
      ですね。
      重力が時空をゆがませているって、結構間違った解釈している人多いけどこれは間違い。
      時空のゆがみを重力として認識しているって野が正しい解釈。
      そして、さらに誤解されているのが、”空間”のゆがみじゃなくて”時空”のゆがみです。

      時空ってのはよく言われる空間3次元+時間1次元を1つの座標として定義した4次元空間のこと。
      なので、重力=4次元空間(時空)のゆがみ ってことです。

      まぁ4次元時空がゆがんでるってことは、空間3次元もゆがんでるんですが、一緒に時間1次元もゆがんでるんです。
      時間1次元も歪んでるから時間の遅い早いみたいな、相対論でよく言われる事象が起きるわけなんですね。

      そして、じゃあ重力=時空のゆがみがなぜ生じるか?
      ってのを説明したのアインシュタイン方程式。
      アインシュタイン方程式はザックリいうと
      時空に存在するエネルギー = その時空の形(歪みの程度)
      という関係性を表しています。

      つまり、時空に存在するエネルギーがその空間のゆがみ、つまり重力の強さを決定しているってことですね。
      時空にエネルギーが0であれば、時空は平らなわけですよ。
      そしてアインシュタイン方程式は、あの有名なE=mc^2にもなる。
      つまり、エネルギーと物質質量は等価ってことですね。

      159: Ammi 2020/12/12(土) 19:58:15.66 ID:zXR30tMJ0
      >>157
      補足させてもらうと
      E=Mc二乗は特殊相対論(重力のない理論)でのローレンツ普遍性から出てくるのはでてきます。

      また時空のエネルギーというのは一般に観測者によります。
      (一般相対論における一般的なエネルギーの定義というはエネルギーがスカラー(観測者によらない量)ではないので存在しない)
      ただ漸近的平坦(空間無限で平坦)などの特殊な場合には時空のエネルギーを評価でき、例えばADMエネルギーやKomar積分などがそれに当たります。
      この時これらのエネルギーが0なら平坦ですね。

      しかし量子論を考えると観測者によってハミルトニアン(エネルギーみたいなもの)の表し方が変わり、
      ある人には真空でエネルギー0だが別の観測者はエネルギーを感じる(ボゴリューボフ変化による凝縮エネルギー)(そもそも真空でない)
      などがあります。これがホーキング放射やウンルー効果の原因です。似たようなことは超伝導体や強磁性の金属でも起こり一般に自発的真空の破れと呼ばれる2時相転移現象を表します。

      引用元: https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1607536816/



      コメントフォーム
      記事の評価
      • リセット
      • リセット

      < 次の記事 前の記事 >
      賢者のタマゴ

      5ちゃんねるまとめサイト「賢者のタマゴ」です。5ちゃんねるの雑学、不思議、宇宙、オカルト、生き物、歴史等に関する話題をまとめてます。

      オススメ記事