コロチキナダルが語る東京

─ナダルさんは東京が嫌いということで有名ですよね

ナダル「東京ってのはそもそもね、人間が住む街じゃないんですよ。仕事で仕方なく来たりしますけど、ほんといつも辟易しますね。吐き気がするというか。街が終わってるんですよ」

─街への嫌悪感というのは街並みに対してなのか？人に対してなのでしょうか？

ナダル「どちらもです。まず人から言うと地方の色んな街にね、小中高大とあってそこで学んで
人間関係構築して人としてまともな人間は僕を育ててくれた街に住みたい、この街で働きたいってね、就職して家庭作って地元に貢献してくんですよ。
これが人としての最低限の良識ですよ。
それがね、学校ではあぶれて、俺はこんなとこおられへん、どっか行くんや、地元なんか知らんわいうてね、
誰からも相手にされないやつが東京に進学や就職していくんです。
つまりね、地元ですら華を咲かすことが出来なかった歪んだ人間が、東京に根を張るわけですよ。
うさぎ小屋みたいな部屋にバカ高い家賃払って俺は輝くんやって栄養ドリンクで目血走らせてね、中身のない生き方してくんすわ。
おかしいやつがおかしいやつと関わって、わけのわからん広告業界やらコンサルやらやったりね、詐欺師や犯罪者、薬に手染めてね
街をめちゃくちゃにしてくんですわ。
東京おかしいやつしかおらんでしょ？
終わってるやつらが作った街ですから、そんで汚い街にどんどん物増やしてくから再開発とかじゃなくて、全部重ね塗りですから。都市計画が。全く整備出来てないんですよ。
ゴミやら汚染水やらみたらわかりますでしょ？
このゴミ人間が住むゴミの街、犯罪者の街、それが東京なんです。
日本中のゴミを閉じ込めた街ですからね、めちゃくちゃ大嫌いですよ」